第5回ミジンコ合宿|合宿概要

【機材を積んでいざ琵琶湖へ】

いつも問題になるのが移動手段。コアメンバー4人はミニバン一台にのからだと機材を詰め込むことになりました。かつては何台もの顕微鏡をもっていったこともありましたが5回目ともなるとだいぶ要領を得ています。必要最小限の機材を選んだのですがそれでもトランクにはほとんど隙間はありません。

【宿泊地:B.B.Dylan】

毎度のことですが、合宿に適当な宿を探すのも一苦労です。あ、苦労するのは田中さんで私はついていくだけなのですが…。
宿の条件は顕微鏡をセッティングできるスペースがあることや大勢で夜中まで観察していられることなど。今回は湖畔のB.B.Dylanさんにお世話になりました。

【大部屋にセッティング】

今回は大人数と分かっていたので特に大きな部屋をとりました。ではなくて、大きな部屋があるからお越しいただいたというのが正しいのでしょうか?
顕微鏡を観察できる状態に組み上げてカメラを接続。試しにサンプルを見て動作が確認できたら一段落です。

【初日はバーベキューで懇親会】

観察の準備が一通り終わったら腹ごしらえです。初日は移動とセッティングで時間を取られるのであらかじめ宿にバーベキューをお願いしておきました。なかなか美味しくいただきましたがチョット風が強かったなあ。コンロの横がいいポジションでした。

【お腹が満たされたらこれからが本番!4Kモニターで画像を共有】

今回は43インチの4Kモニターをもっていきましたが大正解でした! 皆で同じ画像を共有でき、またそれに対する解説を聞くにも有効でした。って、この時点ではまだミジンコではなくて坂田さんのヨーロッパツアーの紹介です。
モニターで見るのもいいですが本当は直接顕微鏡を覗いた方がはるかに美しい世界を見ることができます。これはというものが出た時には一人一人が顕微鏡の前に座りました。
大人の遊びは自己責任。ミジンコ観察で力尽きたものから就寝します。

【2日目午前:一瀬諭先生の琵琶湖プランクトン講座】

2日目の午前中は一瀬先生にお持ちいただいた琵琶湖のプランクトンの観察です。先生の著書を見ながら解説をうかがいました。(著書へのリンクあり)
弁当を食べながらの観察はお行儀が悪いようですが、この後帰らねばならない人たちがギリギリまで時間を惜しんで観察するための配慮でした。

【2日目午後:近くの田んぼでミジンコすくい】

鉄道ファンにも「乗り鉄」「撮り鉄」などがあるようにミジンコの楽しみ方も人それぞれ。学術研究や飼育、顕微鏡観察やプランクトンネットを使った本格的な採集だけでなく、田んぼでちょろっとすくってくるのも一つの楽しみ。
そもそも「淡水は飽きたから海に行こう!」ということで始まった合宿ですが、第2回の合宿でたまたまのぞいた田んぼに湧いていたミジンコを見てからというもの、田植え直後の田んぼ訪問も儀式の一つとなりつつあります。

【2日目の夜(日曜日)】

2日目、日曜の夜。月曜の朝から仕事がある皆さんはすでに帰宅されましたが、私たちコアメンバーのミジンコ三昧で夜はまだまだ続くのでした。

【旅の記録】

初日14人いた割にはアルコールの消費量はそれほどでもなかったですね。寝ているボトルには中身がまだ残っています。ちなみに2日目の夜は外食だったのでお店で飲んだ分は含まれていませんが。