食虫植物研究会の観察会で成東・東金食虫植物群落を訪れました。このあたりは砂質土壌と湧き水で形成された湿地が多く点在し、養分に乏しい環境では食虫植物が多く生育していたそうです。

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↓まずはこの時期に見られる食虫植物です。
【イシモチソウ:学名・Drosera peltata】
モウセンゴケ科モウセンゴケ属
準絶滅危惧:すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
イシモチソウが満開でした。とはいえ午後2時くらいには花を閉じてしまうので、やはり午前中が見ごろです。
【ナガバノイシモチソウ:学名・Drosera indica】
モウセンゴケ科モウセンゴケ属
絶滅危惧II類:絶滅の危険が増大している種
今回見られたもう1つの食虫植物ナガバノイシモチソウ。こちらはまだこれからというタイミングでした。
↓以下は食虫植物ではありませんが、湿地に特有な植物です。
【トキソウ:学名・Pogonia japonica】
ラン科トキソウ属
準絶滅危惧。
【ミツバツチグリ:学名・Potentilla freyniana】
バラ科キジムシロ属
【ニガナ:学名・Ixeris dentata】
キク科ニガナ属
【ノアザミ:学名・Cirsium japonicum】
キク科アザミ属