2019年8月3日(土)町田市立野津田公園にて食虫植物観察教室の講師を務めました。対象は小学生で30人ほどの子どもたちが集まってくれました。
【食虫植物について動画を使っての説明】
今回は会場に3台のモニターを準備してもらったので動画を入れたパワーポイントを使っていろいろな食虫植物について説明しました。小学校低学年の子など飽きてしまわないかなと心配していたのですが、30分集中して話を聞いてくれたのにはこちらがビックリしました。
後で聞くと保護者の方々も食い入るように動画を見てくださっていたとのこと。まあ撮影の方が本業なもんで。
【さあハエトリグサを使って捕虫実験!】
一通り食虫植物のことが分かったらお待ちかねのハエトリグサを使った実験です。
テーマは2つ。まずは虫を捕まえさせること。スタッフがアリを捕まえておいてくれたのですがうまく捕虫葉に誘い込むの(ただ入れるだけ?)も意外に難しいもの。四苦八苦です。
次に感覚毛に2回触ると閉じることの確認です。虫と見極めて閉じる不思議を実感してもらいました。
【いろいろな食虫植物の実物を観察】
今回は4種類の捕虫方法を説明したのですが、とじこみ式のハエトリグサ以外も実物を見てもらいました。ねばりつけ式のモウセンゴケは粘液を出していて触ると糸を引くほどネバネバしているのも確認。小さな虫もついていました。おとしあな式のウツボカズラにもきちんと水が入っていてサラセニアでは食べ終わった虫も見えました。この暑さのためでしょう、残念ながらすいこみ式のタヌキモは元気がなくて袋をつけていませんでした。