毎年恒例となっている夢の島熱帯植物館「食虫植物と熱帯の生きもの展」。展示は7月18日(水)~9月2日(日)まで。さらに人気の「食虫植物の捕虫実験(7月29日、8月4、5日)」に私もスタッフとしてフル参加しました。
【食虫植物の捕虫実験は満員御礼!】
今年もメインの講師は食虫植物研究会の柴田千秋先生。食虫植物はだいぶ入手しやすくなってきたのであちこちでイベントも行われているようですが、やはり専門家は子供たち(だけでなく大人にも)の質問にも的確に答えてくれます。
人気のイベントは今年も受付初日の午前中に予約が埋まってしまったとのことでした。
【ハエトリソウの捕虫実験】
一番盛り上がるのはやはりハエトリソウの葉が閉じる瞬間です。
感覚毛に2回触ると閉じる仕組みは本やテレビなどで見たことはあっても、実際にパッと閉じる瞬間を目の当たりにすると驚きも格別で歓声が上がります。
【今年からの変更点:有料化&お持ち帰り】
昨年までは参加費が無料である代わり実験に使うハエトリソウは2~3人に1つでした。でももっと実験してみたいと帰りに購入する方もいたため、今年からは1人500円として1人に1つのハエトリソウを使い、それをお持ち帰りいただくことになりました。
とはいえ一般的に売られているものと比べて葉のサイズも大きく状態も保証付き。かなりお得だと思います。
私は「家でアリやダンゴムシを食べさせたかったら開いている葉を残しておいた方がいいですよ」とアドバイスしています。
【グレンデルの映像もお手伝い】
2014年からになりますが、ハエトリソウ以外の捕虫方法を映像で見てもらうようになりました。もちろん制作はグレンデルです。待ち時間や終わった後にもっと詳しく知りたい方にご覧いただいています。
【食虫植物の栽培相談会・即売会】
実験と同時に食虫植物研究会の会員になっている園芸屋さんによる食虫植物の販売も行っています。
ホームセンターなどでは管理が悪くて弱ったものを見かけることが多々ありますが、ここに持ち込まれるのは良いものばかり。栽培のポイントなどについても丁寧に教えてもらえるのでリピーターもいるとのことです。