飲み屋でも楽しめる生きもの観察(2016.9.28→改10.10)
一杯飲みながらでも生きもの観察を楽しめる。これこそ居酒屋グレンデルです。まずはこれまで多くの生きもの観察番組を一緒に作ってきたディレクターに見ていただきました。ただしこれは観察専用。どのように見えるかはご紹介できません。悪しからず…。
【生け簀で楽しむミジンコの泳ぎ】
ミジンコの細かい構造を観察するには顕微鏡が必要ですが、生きて泳ぐ姿を楽しむならそこまで拡大する必要はありません。
そこでスライドガラスとカバーガラスで作ったのがこの生け簀です。
トップページ動画の最初のカットやYouTube動画(リンクあり)のようなミジンコの姿が生でご覧いただけます。
【出前もOK】
持ち歩くのはこのケースだけ。ここにミジンコや水槽、ライト、調理用具などが一通り入っているので手軽に持って歩けます。ミジンコを生け簀に移すにしてもミジンコの入った小瓶を立てておき手に持った生け簀にピペットで入れるだけなのでこれ以上のスペースは必要ありません。
先日の試食会ではミジンコが底に集まっていたためピペットで一すくいしただけで10匹近くが吸い上げられ、注文を受けてからお出しするまで1分とかかりませんでした。
もちろんそう上手く行かないときは濃縮作業を行いますので少々お時間をいただくことになりますが…。
【今なら三種盛りがお楽しみいただけます】
ただいまタイリクミジンコ、アミメネコゼミジンコ、オカメミジンコ(リンクあり)を養殖していますので、今なら三種盛りお楽しみいただけます。
背景を黒くして落射照明にすれば暗視野風の味付けができることは確認済みなのでコンパクト化のテストも進行中。
これからもルーペで見られるマクロサイズのメニューを増やしていきたいと考えております。
【森の食卓にて】
ちょっとでも可能性のある時は持って歩くことにしたミジンコ水槽。森の食卓でもご覧いただきました。
思った以上の反響があったので次回はモニター出力セットでより多くの方に、そしてキメラスコープも導入して他のプレパラートも見ていただきたいと考えています。
(2016.10.6)
【坂田明サロンでも!】
坂田明サロンは演奏後にトークタイムがあるのですが、この日は内田洋行社の顕微鏡も登場。ミジンコ水槽との競演となり皆さんにミジンコの姿をたっぷり楽しんでいただきました。
(2016.10.10)