数年前から池や田んぼで生きもの採集してその場の観察を求められるようになりました。普段使うピペットは中が見えるガラス製が基本ですがフィールドで使うとなると優先されるのは安全性。そこで樹脂製かつシリコンゴム球付きを探したのですが意外に売ってないんですね。
そこで手持ちのピペットを見直して簡単な工作などしてみました。(2024.6.11〜)
【ノンガラス(安全性)&シリコンゴム球(操作性)】
上の条件にあるものを買いに都内の理化学用品店に行ったら1mL2本と5mL1本があったので購入しました。本当はもう数本サイズの違うものなども欲しかったのですが在庫がこれだけなので仕方ありません。
似たようなものはネットでも探したのですがアマゾンには該当品なし。モノタロウはモノはよいのでしょうが送料との合計金額が気になります。
【最悪の操作性は通常ゴム球への交換で解決!】
これまで多くの理科イベントでプラスチック製のピペットを見てきましたが(下)操作性はよろしくないですね。これでミジンコを捕まえろと言われたら私も苦労します。子供たちがスライドガラスに1滴落とすことさえできないのはピペットに責任ありかもです。
大きな問題はゴム球部分。そこで手元側をカットしてシリコンのゴム球に付け替えることにしました。これだけでかなり使えるツールに変身します。
【ボトル選択】
ビニール製のピペットはあまり長いものがありません。これに合わせて容器も選ぶ必要があるでしょうか。
一度出して戻せるならトレーを使いますが四角いものだと入れやすいですね。