現在グレンデルが使っている顕微鏡です。(2019.3.9~2021.10.8改)
【1:カールツァイス・アキシオプラン(リンクあり)】
2012年に購入してから観察に、動画・静止画の撮影にと弊社のメイン顕微鏡として活躍してくれています。
生物顕微鏡として明視野、暗視野、位相差、微分干渉、蛍光観察に対応しているだけでなく、金属顕微鏡としても使える万能型です。
【2:ニコン・GH:出前スコープ(リンクあり)】
顕微鏡の面白さを伝えるためには持って歩けるデモ用の顕微鏡が必要です。以前使っていたオリンパスHSは画質と使い勝手にちょっと物足りなさがありました。そこで少し重くはなりますが昨年入手したニコンGHを改良しました。
【3:ニコン・オプチフォト(リンクあり)】
私が独立してから最初に購入した顕微鏡で明視野、暗視野、位相差に対応しています。生産中止になってからかなり時間も経っていますが、今でも多くの方がこの顕微鏡でレベルの高い仕事をされています。
マイクロフォーサーズカメラとの相性がいいのでモニター出力が必要な出張案件ではこれを使います。
【4:ニコン・S型=自宅用(リンクあり)】(2020.5.9追加)
仕事場の日常観察に使っていました。上位機種のL型が整備できたのでその座を譲りましたが光学性能はほとんど互角です。
一回り小さいので今後は自宅の観察環境のレベルアップに連れて帰ります。
【5:ニコンL-Ke=日常仕様(リンクあり)】
仕事場で日常観察に使っていたNikonS型から上位機種のL型に乗り換えました。古い顕微鏡ではありますが有限系の対物レンズが使えるのでCFPlanApoをつけています。コンデンサーも偏斜にしたり鏡筒やステージも選択ができるのでカスタマイズしています。(2020.5.9)
G型もそうですがレンズ、コンデンサー、鏡筒などは共通なので光学性能に大きな差はありません。ちょっとした使い勝手の問題です。
【カールツァイス・アキシオバート(リンク・工事中)】
2018年に入手しました。アキシオプランと共通の部品も多く。明視野、暗視野だけでなく位相差、微分干渉、蛍光観察にも対応しています。倒立顕微鏡が必要な対象にはこの顕微鏡を使います。
【ライカ・MZ9(リンク・工事中)】
Y社にあった実体顕微鏡はまったく使い物にならず勘と気合で細かい作を業していたのですが、ある時取材で訪れた研究所で使っていたライカの実体顕微鏡があまりにも素晴らしく同社製品の購入を決めました。最初に買ったのはMZ6ですがその後にMZ9に買い換えて使っています。サイエンスチャンネル(科学技術振興機構)の「むしめがね探検隊」「ミクロの小宇宙(リンクあり)」という番組ではこれを使って撮影しました。現在ではこのサイズの撮影では別のマクロシステムを使うようになったので、作業および簡易撮影に使っています。
【8:ニコン・ダイアフォト(リンクあり)】
ダイアフォトは今でも多くの方が使っている名器ですが私の顕微鏡は専門家のメンテナンスが必要かつすぐに必要ということでもなかったので箱の中で眠っていました。
昨年この顕微鏡に詳しい人に見てもらったところ部品も揃っていて十分復活可能なはずとのこと。そこでお世話になっている方々に相談したところこれを預かり整備もしていただけるとのこと。ついに20年の眠りから覚める日を迎えたのでした。(2020.10.11改)
【ニコン・H型】
1960~70年代頃に作られた携帯型の顕微鏡です。このサイズを実現するためいろいろな制約はありますが良好な画像が得られます。もちろんそれはきちんと整備されていればの話ですが。
対物レンズは10、40、100倍(油浸)ですが100倍を4倍に交換することも可能です。残念ながら4倍は欠品でしたが…。
私としてはフィールドで油をつける気はないので10、40倍の2本使いです。目的に合ったチェンバーを作らねばと。
【9:DSM-1(リンクあり)】
DSMシリーズは日本光器製作所の携帯型顕微鏡です。単に光学性能だけで比べるとNikonH型に軍配が挙がるのですが、何と言っても使うのはフィールド。置場が安定しなかったりホコリのある中で使うものには操作性やメンテナンスの容易さが求められます。そんなときこそDSMの出番です。
【オリンパス・HS】
キメラスコープとと呼んで出張用の顕微鏡として使ってきましたが、この顕微鏡の魅力は重量とケースです。コンデンサーが物足りないので持ち歩きのデモはニコン・G型に譲りましたが、フィールドでの活用を考えています。
【ライツ・名称不明(倒立)】
あまり金額も上がらなかったのでついオークションで落札してしまいました。一番の魅力は倒立顕微鏡としては小型であることですが、さずがはライツ。作りもしっかりしていてちょっとした観察には性能も十分。出しっぱなしで日常的に使うにはとても便利です。