染色標本とは
生物学や医学などさまざまな分野で幅広く利用されている染色標本。
見たい組織、細胞、オルガネラだけを染める試薬を使うことにより、研究、診断の精度を上げることができます。
マクロサイズでの観察
顕微鏡での詳細観察や作業上の問題などから、多くの臓器切片は1〜2cm程度に作られていますが、撮影でもっとも苦労するのはこのサイズです。
通常のマクロレンズ(等倍=横幅で36mmほど)ではちょっと足りず、顕微鏡では拡大しすぎる中間サイズはマクロ専用レンズを使って撮影します。
顕微鏡での拡大
細胞および内部の様子や細菌などさらに拡大して精査するには顕微鏡が必要となります。
性能の良い顕微鏡やレンズをそろえてマニュアル通りに撮影すればまずまずの画像が得られます。
・顕微鏡:Axioplan(オプトバールモジュールで2.5倍に拡大)
・カメラ:LumixGH4(4608×2592で撮影)
※以下の写真はフォトショップで480×270にリサイズ、自動コントラスト処理しています
Plan-NEO FLUAR 5×
Plan-NEO FLUAR 10×
Plan-NEO FLUAR 20×
Plan-NEO FLUAR 40×