これで写せる顕微鏡(08):コンデジも行ける!?

顕微鏡撮影と機材の中ではToughシリーズについてかなりの量を扱っているので触れない訳にはいきません。(2024.8.18~)

【OlympusToughシリーズの例では】

コンデジを顕微鏡撮影に使う時に問題となるのがアダプターです。これについてはToughシリーズは解決済みとしているので限定して話しを進めることにします。
理由は簡単、通常のネジフィルターが使えることにより工作が簡単になるからです。もし他の機種でもこれに準ずるなら同じ発想が可能です。

【TG-6のvs一眼レフ評価・コスト&性能】

現時点での最新はTG-7であり私の使っているのがTG-6です。これに対して一眼レフと一口に言ってもピンキリというもので簡単な比較はできません。中には100万円をこえるものもあるのでそれと比べるのは無意味でしょう。
そこでコストを基準にしてみますが、大手カメラ店を見るとTG-7は約6万円でした。この金額で買えるのはマイクロフォーサーズかAPS-Cの中古品となるでしょうか。新品or中古の差を考えず画素数や画質、各種機能や操作性ではおそらく一眼に軍配が上がりそうな気がします。

【一眼レフの落とし穴・センサー汚れ】

画質だけなら圧倒的に一眼レフだろうと思うのですが怖いのはセンサーの汚れです。通常レンズをつけていると分からないのですが顕微鏡撮影に使うとセンサーに付いたちょっとした汚れがすべて反映されてしまいます。
長くなるので省きますが一眼レフを日常撮影に使い、たまにレンズを外して顕微鏡撮影に…となると汚れ覚悟です。
ちなみに私はTG-6には常にフィルターをつけています。もちろん十分ではありませんが本気の撮影ではメインカメラがあるのでこれで良しとしています。

【アダプタ工作が簡単&鏡筒選ばず】

Toughシリーズのアダプタ工作についてはこちらをご覧ください。
一眼レフのアダプタもコストはそこそこで行けるかもしれませんがサイズと重さから三眼鏡筒が必要となるでしょう。その意味ではフットワークは圧倒的に軽いです。

【ネット投稿目的なら】

私の立場ではTG-6で撮影したものはあくまでメモというスタンスです。そう割り切るならコンデジも不要ですよね。スマホで考えるべきでしょう。ということで次はスマホについてもコメントしてみます。レベル低くてたいしたこと書けないのですが…。

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