2015.7.31改
【はじめに:ミクロ&マクロの世界へようこそ】
「ミクロ」「マクロ」の世界は知っているようでも実際に見た経験は意外に少ないもの。さらにこれを映像として記録しようとすると一般的なカメラでは限界があり専用機材が必要になります。
グレンデルでは一般的なカメラの限界を少し超えたサイズを撮影するのが接写システムでこれを「マクロ」サイズ、さらに拡大するために顕微鏡を使う時に「ミクロ」サイズと呼んでオリジナルの機材でそれに対応しています。
見慣れたものでも少し拡大するだけで違う世界が広がるもの。是非とも「ミクロ」「マクロ」の世界をご覧ください。
【カメラ&映像フォーマット】
グレンデルでは顕微鏡や接写システムに一眼レフカメラを取り付けて動画・静止画を撮影しています。現時点でいろいろな条件を検討して選んだのは「LumixGH4」です。撮影サイズやファイルフォーマットはこれに対応したものとなります。詳しくはPanasonicのホームページをご覧いただくかお問い合わせください。 マイクロフォーサーズマウント以外のカメラついてはアダプタ等をお問い合わせください。
【ミクロ:顕微鏡撮影のサイズについて】
現在使用しているメインの顕微鏡・AxioplanとLumixGH4(マイクロフォーサーズカメラ)を使った場合、最も低倍に設定すると画面の横幅は2ミリ弱ほどになります。ここから100ミクロン(=0.1ミリ)以下までの拡大が可能になります。
→ミクロ撮影について詳しくはこちらをご覧ください。
【マクロ:接写システム撮影のサイズについて】
一般のカメラとミクロサイズの中間を補うのがマクロ撮影です。ミクロとマクロではサイズだけでなく、被写界深度(フォーカスの合う範囲)やライティングも違ってきますので目的に応じて使い分ける必要があります。
→マクロ撮影について詳しくはこちらをご覧ください。
【撮影場所】
弊社の作業場は東京都調布市・京王線つつじヶ丘駅から歩いて5分ほどのところです。通常はここに対象をお持ちいただくかお送りいただき撮影させていただきます。
ただし、かなり狭い仕事場であるためお越しいただくのは原則2名様までとさせていただいております。
【費用および作業概要】
★基本料金
弊社の作業場では顕微鏡・接写システムを問わず、1日(目安は10時〜18時)の撮影に対して5万円(消費税別)を基準とさせていただいております。ここには機材使用料(顕微鏡、接写システム、カメラ、ライトなど)とごく基本的な消耗品(スライドガラス、カバーガラス数枚程度)までが含まれます。
★技術提供
単にモノを置いてライトを当てるまでは別として、顕微鏡観察用の特殊なプレパラートの作成等については別途技術料をお願いする場合がございます。
★撮影準備について
すでにこちらで所有しているもの(消耗品以外)は無償でご提供できるものもありますが、素材や背景だけでなく固定に必要なものなどもご用意ください。
こちらで準備をお手伝いする場合は購入費用はもちろん手数料もいただくことになります。
→費用について詳しくはこちらをご覧ください。
【出張撮影について】
★1:顕微鏡・ミクロ撮影
顕微鏡は精密機器で輸送には故障の危険が伴うため、Axioplanでの出張撮影はお断りしています。別の顕微鏡もご用意できますが(OptiPhoto)撮影内容に制限が生じたり、レンタル顕微鏡が必要となる場合もございます。過去の例では、お客様の顕微鏡を利用してカメラとアダプタだけをお持ちしたケースもございます。
★2:接写システム・マクロ撮影
大型のキャリングケースに入れて持ち歩ける範囲の機材で出張撮影にも対応させていただいております。ここに含まれるのは「カメラ&レンズ(アダプタ等を含む)」「マクロ専用照明装置」「固定装置(スタンドまたは三脚)」までとさせていただきます。
もちろん手持ちの小物であればケースに入る範囲でご利用いただけます。
★3:作業のいろいろと費用
出張撮影では当日の技術料は弊社での撮影同様5万円(消費税別)を基準とさせていただきます。
キャリングケースで運べる範囲であれば弊社からの機材持ち出し(主にマクロ撮影)もお引き受けしますが、事前の梱包作業と帰社後の開封作業等が必要になりますので別途3万円(消費税別)をいただきます。
また都内の駅からの徒歩圏内を超える場所や機材の量により車両が必要となる場合の交通費、撮影内容によりアシスタントが必要な場合などはそれに応じた費用をご負担いただきます。
【注意事項!】
ミクロ・マクロの専用機材さえあれば簡単に撮れるというものではありません。過去の例をいくつかご紹介しますのでご覧ください。