グレンデルの仕事2:ミクロ・マクロ撮影

2021年5月からスタジオを所沢市に移しこれまで以上にスペースが広くなり撮影環境も改善されました。ライブラリー撮影以外にも持ち込んでいただいたサンプルの撮影にも対応しています(詳しくはこちら・工事中)。最寄り駅は西武池袋線の小手指駅でホームに降りてから5分以内にお越しいただけます。(2023.2.21改)

【撮影内容:お客様独自の素材を対象に】

お客様の要望にお応えして小さなものを撮影したいと存じます。もちろんものの一部でも構いませんがますが持ち込まれる大きさには限りがあるでしょうか。
また私のライブラリーと重なるものについてはお断りすることもございます。これらについてはライブラリーをご利用いただいています。
これまでの撮影例として「商品に付着したダニ」「細かなホコリが付着したフィルター」などがあります。
もちろん使用範囲などの条件が合えば撮影させていただきます。(例:工事中)

【顕微鏡および接写システムについて(詳しくはこちら・工事中)】

正立顕微鏡はCarlZeissのAxioplan(左)およびNikonL-Ke(右)が常にスタンバイしていますが他にNikonOptiPhotがあります。また倒立顕微鏡はCarlZeissのAxioVertとNikonTMDを用意しています。
透過光では明視野、暗視野、位相差、微分干渉、偏光などに対応し、金属顕微鏡としても対応できます。
また顕微鏡では拡大しすぎるものの一般的なカメラのマクロレンズでは拡大が足りない中間サイズに対しては専用マクロレンズを使った接写システムで対応させていただきます。

【使用カメラについて(詳しくはこちら)】

撮影には一眼レフカメラを使って動画と静止画を切り替えながら進めています。私はプランクトン観察などで長時間の動画撮影をすることから2023年1月時点ではLumixGH5をメインとしています。
また顕微鏡によっては手持ちのアダプターで対応できる他機種のカメラもあり(Sony・E-mount、Canon・FD、EF、Nikon・Fなど)。またアダプターをお持ちいただければ対応できる機種もあります。

【プレパラート作成】

顕微鏡で観察するためには光学性能に合わせたプレパラートを作ることが重要になります。そのための小道具もいろいろと取り揃えています。

【工作機器など】

顕微鏡観察にはいろいろな小道具が必要になりますが思い通りのものが売っているとは限りません。そんな時にできるものは自分で作ります。
一般的な工具に加えて小型ドリルや卓上丸ノコ盤などを使った簡単な工作は可能です。

【関連機材について】

長時間の現象を短縮する場合には編集作業で速度を上げる方法もありますが、一定間隔で静止画撮影したものを動画化する方法もあります。カメラのコマ撮り機能を使う方法もありますが細胞などではライトのオンオフ機能を備えた微速度装置も準備しています。
また機種によっては保温装置を使うことも可能です。

【料金について】

印刷物や動画パッケージなど販売物についてはそれらの相場で対応させていただいております。
ただし使用範囲が限られてこちらのスタジオに素材を持ち込まれたものについては「50,000円/日」からお話しさせていただいています。
また撮影自体が1日でも準備を要する場合には内容によりご相談させていただきます。
通常の顕微鏡観察で必要なガラス類などの消耗品については数が少ない場合は料金内とさせていただきますが、場合によってはご負担いただくこともございます。

【出張撮影について】

顕微鏡は精密機械なので輸送に危険が伴うこと、またスタジオに用意された様々な道具類を持ち出せないことから原則として出張撮影はお断りしています。
どうしても必要な場合に持ち出せるは機種が限定されます。また梱包等の作業や移動手段などについてもご負担いただくことになります。